住友電設が異彩高で上場来高値を射程圏に、データセンター特需で頭角現す
住友電設<1949>が軟調地合いのなか異彩高、3連騰で一時5%超高に買われ3800円台を回復、上場来高値奪回を視野に入れてきた。ビルや工場の内線を主体とした電気工事を手掛け、空調やプラントなどでも実績が高い。また、デジタル関連の成長分野をターゲットとする構えをみせており、生成AI市場の急成長に伴うデータセンター増設需要をビジネスチャンスとして捉えている。データセンターでは、自家用発電での対応を可能とし、監視カメラはもちろん高感度センサーによる防災システムなど顧客ニーズに合わせた設備を取り揃え需要獲得を進めている。25年3月期営業利益は前期比16%増の145億円と2ケタ成長を見込んでおり、13倍前後のPERに割高感はない。
株探ニュース