九電工は年初来安値を更新、工事売上高減響き上期営業利益は計画下振れ
九電工<1959>が大幅反落し年初来安値を更新している。24日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、営業利益が135億円から108億円(前年同期比18.6%減)へ、純利益が98億円から80億円(同17.3%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
売上高は従来予想の1650億円(同3.5%増)を据え置いたものの、工事売上高が減少したことで工事売上総利益額が減少したほか、完成引き渡しする工事が想定よりも減少し受注先との精算が下期にずれ込んだことなどにより、工事売上利益率が低下したことが影響。また、配電線工事において、九州電力<9508>からの発注などが下期にずれ込んだことなども響いたとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース