日揮HDが3日ぶり急反落、24年3月期は一転営業赤字での着地でネガティブ視
日揮ホールディングス<1963>が3日ぶりに急反落した。4月30日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、これまで160億円の黒字を見込んでいた営業損益が190億円の赤字(前の期は366億9900万円の黒字)で着地したようだと発表。これをネガティブ視した売りが膨らんだ。
第3四半期(23年10~12月)に損失を計上したタイの化学案件で、追加のコストとリスク対応費用を見込む。サウジアラビアの石油・ガス案件での損失引き当てや、海外子会社での追加の損失計上及び損失引き当ても実施し、損益を押し下げる要因となる。一方、売上高は8300億円(前の期比36.8%増)と、従来の計画を300億円上回って着地したもようだとしている。
株探ニュース