中外炉は急動意、自社株買い発表と上期業績の計画上振れを好感
中外炉工業<1964>は後場急動意。午後2時ごろ、上限を10万株(発行済み株数の1.29%)、または3億5000万円とする自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。取得期間は11月12日から来年3月31日までとしている、
また、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高147億6900万円(前年同期比33.6%増)、営業損益9200万円の赤字(前年同期5億3300万円の赤字)、最終損益2000万円の赤字(同3億4900万円の赤字)となり、従来予想の営業損益4億円の赤字を上回って着地したことも好材料視されている。国内鉄鋼向け加熱炉改造工事や中国向けフレキシブルディスプレー関連精密塗工装置などを納入したことが寄与した。
なお、19年3月期通期業績予想は、売上高350億円(前期比13.5%増)、営業利益15億円(同27.0%増)、最終利益11億円(同27.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース