高田工がカイ気配、コストダウン奏功し今期最終益予想を引き上げ・優先株処理へ
高田工業所<1966>がカイ気配。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを10億円から15億円(前期比8.9%減)に引き上げており、好感されたようだ。
コストダウンや生産性向上の推進に向けた取り組みが奏功した上期の実績を業績予想に反映した。一方、今期の売上高の見通しは532億円から523億円(同9.6%減)に引き下げた。また、同社はふくおかフィナンシャルグループ<8354>傘下の福岡銀行が保有するB種株式の全てを、24年3月末までに取得して消却することで、同行と基本合意したと発表した。取得価額の総額は15億円で、臨時株主総会での承認を前提とする。
株探ニュース