ダイダンは大幅高で4連騰、データセンター増設需要を捉え今期4割増益見通し
ダイダン<1980>が地合い悪の間隙を縫って一時6.4%高と値を飛ばした。4連騰と気を吐くなか、上げ足も加速している。大型建築物の電気・通信、空調、水道などの工事を行う総合設備大手だが、空調工事が売り上げの6割を占める。そのなか、国策的な半導体インフラ拡充で国内でもデータセンター増設の動きが加速、データセンター向け案件で同社の商機が高まっている。大規模なデータセンターは単価が高く、同社にとっても業績貢献度の高い案件となっている。25年3月期はトップラインの大幅増収効果を映し、営業利益が前期比38%増の150億円と急拡大を見込む。高い収益成長力にもかかわらずPER12倍台と一段の水準訂正期待が膨らんでいる。
株探ニュース