PRISMバが一時7%近く上昇「E7386」の併用試験の中間結果を材料視
PRISM BioLab<206A>が前週末比で一時7%近く上昇した。9日、同社とエーザイ<4523>により共同創出された「E7386」とレンバチニブメシル酸塩との併用試験の結果が、13日から17日までスペイン・バルセロナで予定される欧州臨床腫瘍学会の年次総会において発表される予定であり、これに伴い研究概要が開示されたと発表した。開示されたのは進行子宮体がん患者を対象とする非盲検臨床第1b相試験の拡大コホートの中間解析結果で、管理可能な安全性が示されたほか、予備的な抗腫瘍効果も確認できたという。実用化を期待した買いを集める要因となったようだ。ただ買い一巡後は利益を確定する目的の売りが出て下げに沈む場面があった。
株探ニュース