コシダカHDが下げ相場の間隙を縫って新高値、インバウンド関連の一角で物色人気
コシダカホールディングス<2157>が全体悪地合いの間隙を縫って大幅高、前週16日につけた年初来高値917円を大きく上抜いてきた。世界的なリセッション懸念が意識されるなかも、日本は政府の水際対策の大幅緩和に伴いインバウンド消費が再び期待される状況にある。外国為替市場でドル高・円安基調にあることも訪日外国人観光客の購買意欲を高め、消費関連には強力な追い風となる。モノ消費だけでなくコト消費への訪日外客特需も期待され、カラオケを直営展開する同社にとって収益機会が高まる。特に、同社はカラオケルームでのライブ視聴など新たなコンテンツ導入で集客力を高めており、顧客ニーズ獲得に期待が大きい。
株探ニュース