フロンテオが急反発、今期経常は16倍増益、3期ぶり3円で復配へ
FRONTEO <2158> [東証M]が急反発し、年初来高値を更新した。15日大引け後に発表した18年3月期の連結経常損益は0.3億円の黒字(前の期は12.5億円の赤字)に浮上して着地。続く19年3月期の同利益は前期比16倍の6億円に急拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
今期は金融機関向けを中心に人工知能「KIBIT」を活用した業務支援案件などが伸び、AIソリューション事業が黒字転換する。前期に実施した営業体制の整備や米子会社の構造改革効果が寄与し、リーガルテック事業の収益も伸長する。
併せて、今期の年間配当は3円で、3期ぶりに復配する方針としたことも支援材料となった。
株探ニュース