タイミー---自治医科大学主体のヤングケアラーを含むケアラーを対象にした研究事業に参画
タイミー<215A>は15日、自治医科大学が開始する、ヤングケアラーを含むケアラーを対象にした研究事業に参画したことを発表した。これにより同社は今後、タイミー活用を通じたケアラーの支援を推進していく。
同社は、スポットワークが「働くことの敷居が低く、様々な体験をしやすい」、「1日・時間単位で働ける」といった特徴を持ち、家事・育児・介護等との両立がしやすい働き方であると考えている。本研究事業を通じて、ケアラーが置かれている特有の状況においても、このスポットワークが貢献度を発揮できるかの検証を進めつつ、就労支援を実施していく。
今回、同社が参画する自治医科大学推進のケアラー対象研究事業は、「ヤングケアラー負担ゼロに向けた家族まるごと支援を促進するシナリオ創出」「医療&福祉DXを活用した全世代ケアラーのヘルスエクイティを目指す地域共創拠点」の2つである。18歳以上のケアラー・ヤングケアラーを対象とし、支援施策を実施する。(1)タイミーを通じて、ケアのスキマ時間で柔軟に働くことを可能にする。その就労経験によって、ケアラーの働くことへの不安の軽減や、本人の強みや就職希望の業種・職種の発見など、就労支援上の効果を目指す。(2)ケアの対象である家族や近親者のそばに居住しながら働く環境を実現するため、ケアラーに理解のある地元企業との接点の創出、およびその後の就職を促進する。本事業の趣旨に賛同する企業の求人であることを可視化することで、ケアラーに配慮された求人とのマッチングを促進する予定である。
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株探ニュース