nmsホールディングス<2162>は31日、2024年3月期第1四半期連結累計期間(2023年4月-2023年6月)において、営業外収益(為替差益)を計上する見込みとなったことを発表。また、最近の業績の動向を踏まえ、2024年3月期第2四半期累計期間(2023年4月-2023年9月)の連結業績予想の修正を発表した。

営業外収益(為替差益)としては、当第1四半期連結累計期間において、為替差益3.73億円を計上する見込み。主に海外子会社へのグループ内貸付金に対する評価替えおよび海外子会社間の取引等によるもの。

2024年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想は、売上高は変わらずの380.00億円、営業利益は前回予想比12.5％増の4.50億円、経常利益は同5.667倍の8.00億円、親会社に帰属する四半期純利益は5.00億円、1株当たり四半期純利益は32円17銭に上方修正した。

なお、2024年３月期通期（2023年４月～2024年３月）連結業績については、下期以降、在庫調整が緩和し、需要は堅調に推移するものと見ているが、現時点で為替動向を見定めることが難しい状況であるため、前回発表予想の見直しを行っていない。

《AS》

提供：フィスコ

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