博展がS高カイ気配、第2四半期営業利益が従来予想を大きく上回って着地
博展<2173>がストップ高の505円水準でカイ気配となっている。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高100億6900万円、営業利益10億800万円、純利益6億8000万円となり、前期に決算期を変更したため前年同期との比較はないものの、従来予想の営業利益5億4800万円を大きく上回って着地したことが好感されている。
既存顧客の深耕により売上高が大幅に増加したことが牽引した。BtoC領域、BtoB領域を問わずさまざまな領域の顧客からの受注が進み、展示会案件だけでなく常設案件やイベント案件の実績が積み上がったとしており、特に環境配慮型イベントの受注・納品が大きく伸長したという。また、事業ユニット戦略が奏功し売上総利益率が堅調に推移したことも利益押し上げに貢献した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高170億円、営業利益12億円、純利益8億2000万円の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース