山パンが5日ぶりに反発、国内大手証券は投資評価「2」へ引き上げ
山崎製パン<2212>が5日ぶりに反発。SMBC日興証券は28日、同社株の投資評価を「3」から「2」へ引き上げた。目標株価は1400円から1700円に見直した。23年12月期の連結営業利益予想を242億円から264億円(会社計画270億円)に見直したほか、24年12月期の同利益も276億円から310億円に引き上げた。同証券では、来期は原料安に転じる可能性が高い、とみており、この原料安をマージン改善の機会と捉えていることを評価。また、今期はコスト高騰が続くが、パンは繰り返し値上げをしても底堅い需要は続くとし、商品の低中価格帯を強化し値頃感を打ち出すことで効果を上げていることを指摘している。
株探ニュース