一パンは気配値のまま急上昇、前12月期の業績予想大幅増額がポジティブサプライズに
第一屋製パン<2215>が寄り付き大量の買い注文に気配値のまま株価を急上昇させている。製パン大手で「ポケモンパン」をはじめキャラクター商品を強みとし、和菓子などにも展開する。業績は低迷が続いていたが、製品値上げ効果や生産合理化などの効果が発現し足もとで収益採算が急回復の兆しをみせている。30日取引終了後に23年12月期の業績予想の修正を発表しており、営業利益は従来計画の3億5800万円から5億9700万円(前期は6億6900万円赤字)に大幅増額しており、これがポジティブサプライズとなった。株式需給面では売り物薄で株価は昨年12月下旬以来の700円台を回復する公算が大きくなっている。
株探ニュース