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カンロ Research Memo(6):2024年12月期も増収増益見込み。主力ブランドのシェア拡大と新商品開発に注力

特集
2024年3月22日 14時16分

■今後の見通し

● 2024年12月期の業績予想

カンロ<2216>の2024年12月期通期の業績予想は売上高が30,300百万円(同4.4%増)、営業利益が3,450百万円(同1.8%増)、経常利益が3,470百万円(同1.1%増)、当期純利益は2,500百万円(同1.5%増)と、前期に続き増収増益を見込んでいる。

2024年12月期は「中期経営計画2024」の最終年度にあたり、企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」を軸に、市場や事業環境の変化に柔軟に対応しながら、原価削減と収益力の向上を目指し、サステナビリティを経営の中核に位置付ける方針だ。この過程で、「価値創造」、「ESG経営」、「事業領域の拡大」という3つの事業戦略を推し進める計画が立てられている。

売上面での目標達成のためには、ブランド管理を重視し、顧客の視点を最優先に考えることが不可欠である。飴とグミの分野では、既存の主力ブランドの市場シェアを拡大すると同時に、次世代の顧客獲得を目指した商品や消費者のニーズに応える新商品の開発に力を入れる予定である。加えて、生産体制の拡充を目指し、人材や設備への投資、及びITを用いた生産性の向上に関する投資も進める方針にしている。利益面では、営業利益が同1.8%増の3,450百万円、経常利益が同1.1%増の3,470百万円、そして当期純利益が同1.5%増の2,500百万円と見込んでいる。これは、事業領域の拡大に伴う施策経費の増加、原材料価格のさらなる高騰、及び松本工場グミ棟の拡張による減価償却費及び諸経費の増加が予想されていることが背景にある。こうしたコスト増加に対応するために、2024年2月から一部商品の価格の改定及び、内容量の変更を開始している。売上原価率は上昇するものの、増収に伴う限界利益の増加により固定費の増加を吸収し、利益は増加すると予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《SI》

提供:フィスコ

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