モロゾフがカイ気配スタート、今期業績予想引き上げ配当性向40%程度の新方針公表
モロゾフ<2217>がカイ気配スタート。30日の取引終了後、24年1月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表した。最終利益の見通しは11億4000万円から14億8000万円(前期比13.1%減)に引き上げた。また、連結配当性向40%程度、連結総還元性向50%程度を目安に配当を実施する新たな方針も公表。今期の期末一括配当予想は、これまでの予想から30円増額して85円(同20円増配)とした。これらをポジティブ視した買いが入った。
今期の売上高予想は338億円から347億4000万円(同6.9%増)に修正した。卵不足の影響を上半期に受けながらも、百貨店を中心に商況が回復し、焼き菓子を中心として販売は好調に推移した。同社は中期経営計画の修正についても発表。26年1月期の売上高目標を332億円から355億円に、営業利益率目標を6.0%から6.5%に引き上げた。
株探ニュース