会社側からの【修正の理由】

当社は、確実に収益を確保できるよう経営基盤と財務体質の強化に努め、永続的な企業の成長をめざし、安定した配当を継続することを基本方針としております。 　昨年当社は、創業 80 周年を迎えさせていただきました。期初より区切りの年にふさわしい企画を検討しており、記念配当もその選択肢のひとつと考えておりました。その矢先の５月に「棚卸資産の過大計上」事案が発覚し、その対応を、最優先せざるを得ない状況となりました。株主はじめステークホルダーの皆様には大変ご心配、ご迷惑をおかけすることとなってしまいましたが、その後、不正事案は関係者の皆様のご支援、ご協力のもと、昨年 10 月に延期となりました、株主総会の実施をもって一区切りさせていただけたものと考えております。事案の再発防止策についても対応させていただいてきたところでございます。一方で業績はこの間堅調に推移させていただいており、株主はじめステークホルダーの皆様の長年にわたる、ご高配、ご支援のおかげ、と深謝申し上げる次第であります。 　つきましては、これまでご支援いただいた株主の皆様に感謝の意を表しご厚誼にお応え致すべく、当会計年度の配当を、15 円の普通配当に 5 円の 80 周年記念配当を加えて一株あたり 20 円とさせていただきたく存じます。 　なお、期末配当につきましては、2024 年６月開催予定の第 90 期定時株主総会に剰余金の処分議案を付議する予定であります。