エプコ、前期最終を一転67%増益に上方修正
2311エプコ【連結】
業績修正PDF
エプコ <2311> [東証S] が1月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結最終利益を従来予想の3億円→6億円(前の期は3.5億円)に96.1%上方修正し、一転して67.1%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.2億円→4.2億円(前年同期は2億円)に3.3倍増額し、一転して2.1倍増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
業績予想の主たる修正要因は下記の3点であります。1. 脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電システム・蓄電池等...
会社側からの【修正の理由】
業績予想の主たる修正要因は下記の3点であります。1. 脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電システム・蓄電池等(以下、再エネ設備)の設置需要が高まりを見せる中、当社の持分法適用会社であるTEPCOホームテック(株)に関する持分法投資損益(営業外損益)が再エネ設備の設置工事売上・利益の増加により計画を超過(+111百万円)したこと。2. 電気自動車(以下、EV)の普及促進を目的としたEV充電インフラ向けの補助金政策が拡大する中、EV充電器の設置件数が急速に増加しており、エプコ及び子会社の(株)ENE’sにおけるEV充電器設置に関する設計・メンテ・施工関連受託が増加(売上高+180百万円超過)したこと。3. 当社が保有する政策保有株式の一部を売却したことで、投資有価証券売却益280百万円が特別利益として発生いたしました。期末配当について現在公表している1株当たり期末配当金18.0円については、据え置きとする方針です。2023年12月期における年間配当額は32.0円(中間配当14.0円、期末配当18.0円)を予定しており、本業績予想修正後の1株当たり純利益を基にした連結配当性向は47.5%となります。当該連結配当性向は、当社が目安として掲げている配当方針(連結配当性向50%)に概ね合致していることから、1株当たり期末配当金は当初公表どおり18.0円とする方針です。※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて当社が判断したものであり、実際の業績等は、様々な要因により異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.07-12 | 2,514 | 71 | 211 | 129 | 14.4 | 18 | 2023-08-09 |
連結 |
| 新 23.07-12 | 2,659 | 112 | 342 | 423 | 47.4 | 18 | 2024-01-25 |
連結 |
| 修正率 | +5.8 | +57.7 | +62.1 | 3.3倍 | 3.3倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.12 | 4,918 | 125 | 289 | 306 | 34.2 | 32 | 2023-02-13 |
連結 |
| 新 2023.12 | 5,063 | 166 | 420 | 600 | 67.2 | 32 | 2024-01-25 |
連結 |
| 修正率 | +2.9 | +32.8 | +45.3 | +96.1 | +96.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.07-12 | 2,440 | 22 | 132 | 200 | 22.4 | 18 | 2023-02-13 |
連結 |
| 予 23.07-12 | 2,659 | 112 | 342 | 423 | 47.4 | 18 | 2024-01-25 |
連結 |
| 前年同期比 | +9.0 | 5.1倍 | 2.6倍 | 2.1倍 | 2.1倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 4,696 | 437 | 370 | 658 | 73.9 | 32 | 2022-02-14 |
連結 |
| 2022.12 | 4,818 | 65 | 216 | 359 | 40.3 | 32 | 2023-02-13 |
連結 |
| 予 2023.12 | 5,063 | 166 | 420 | 600 | 67.2 | 32 | 2024-01-25 |
連結 |
| 前期比 | +5.1 | 2.6倍 | +94.4 | +67.1 | +66.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。