CAICA DIGITAL<2315>は13日、最近の業績動向をふまえ、2023年12月20日に公表した2024年10月期(2023年11月-2024年10月)の通期連結業績予想を修正することを発表した。なお、2023年10月16日に公表した中期経営計画(2024年10月期-2026年10月期)の2025年10月期及び2026年10月期の計画値を据え置くことをあわせて発表した。

2024年10月期通期連結業績予想値は、売上高は前回予想比10.3％減の56.56億円、営業利益は同3.33億円減の1.64億円の赤字、経常利益は同4.54億円減の2.92億円の赤字、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.34億円減の3.97億円の赤字、1株当たり

当期純利益は2.91円の赤字に修正した。

13日付「2024年10月期第３四半期決算短信[日本基準](連結)」にて公表したとおり、ITサービス事業は、売上、利益ともに堅調に推移している。とりわけ利益面では、顧客への価格交渉や高単価案件の獲得に努めた結果、利益率は前年同四半期比で大きく改善している。しかし、期初の想定よりも積極的に利益率向上施策を優先し、高単価案件を選別して受注した結果、売上高はやや弱含んで推移している。また、金融サービス事業において、当第3四半期連結累計期間に、保有している暗号資産(カイカコイン及びスケブコイン)の暗号資産評価損2.89億円を売上原価に計上した。これらの結果、期初の予想から乖離が生じており、2024年10月期通期連結業績予想を修正することとした。

《AK》

提供：フィスコ

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