アイロムGがカイ気配スタート、新型コロナウイルスに対する新たなワクチンを共同開発へ
アイロムグループ<2372>がカイ気配スタートとなっている。6日の取引終了後、100%子会社IDファーマが、中国の復旦大学附属上海公衆衛生臨床センターと共同で、新型コロナウイルスに対する新しいワクチンを開発することで合意したと発表しており、これが好感されている。
今回の共同開発の合意は、IDファーマが基盤技術として保有するセンダイウイルスベクターを用いて、新型コロナウイルスの感染予防と治療を目的とした新しいワクチンを開発するというもの。両社は、センダイウイルスベクターを用いた結核ワクチンの共同開発を進めており、その経験を生かして新たなワクチンの開発を進めるという。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。
株探ニュース