DNAチップが反発、ジーンメトリックスと肺がんコンパクトパネル事業展開で業務提携
DNAチップ研究所<2397>が反発している。21日の取引終了後、遺伝子解析技術を用いたがん診断サービスなどを提供するジーンメトリックス(大阪市中央区)と、肺がんコンパクトパネル事業展開で業務提携すると発表しており、これが好材料視されている。
DNAチップは、肺がんの複数のドライバー遺伝子に対するがん遺伝子パネル検査である「肺がんコンパクトパネル」の医療機器製造販売承認や保険収載を目指しているが、実用化の際には、ジーンメトリックスが開発した組織検体内の核酸を室温で長期に渡り安定的に保存する溶液管であるGM管(ジーンメトリックス核酸保存液封入容器)が保存液として欠かせないと判断したという。なお、同件による22年3月期業績への影響は軽微としている。
株探ニュース