アスカネット反発、第3四半期の営業黒字浮上を好感
アスカネット<2438>が反発している。同社は8日取引終了後に、21年4月期第3四半期累計(20年5月~21年1月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比78.3%減の1億4000万円となったが、第2四半期累計時点の5600万円の赤字から黒字に浮上したことが好感されているもよう。
第3四半期累計の売上高は同15.5%減の41億8900万円で着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響で葬儀演出サービスやウェディング向け写真集の売り上げは苦戦したが、一方で空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの販売増でエアリアルイメージング事業は増収となった。通期業績予想については、売上高57億7500万円(前期比12.2%減)、営業利益2億円(同71.8%減)とする従来計画を据え置いている。
また、同日には樹脂製ASKA3Dプレートの新サイズ(250ミリ×250ミリ)を開発し、4月1日から販売受付を開始すると発表しており、これも材料視されているようだ。
株探ニュース