ぐるなびが急反発、9月中間期黒字転換で通期最終利益予想を上方修正
ぐるなび<2440>が急反発。同社は前週末1日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の最終利益予想を2000万円増額して1億5000万円(前期は3億6300万円の赤字)に引き上げた。9月中間期の最終損益は赤字予想から一転、2億4700万円の黒字(前年同期は2億3200万円の赤字)に上振れして着地。修正後の通期計画を上回る水準とあって、ポジティブ視した買いが入ったようだ。
9月中間期は売上高が59億7800万円(前年同期比5.8%増)となった。計画に対してはわずかに未達となったが、業務の効率化や厳選採用の徹底などを背景とした人件費の低減、一括償却資産やシステム賃借料の縮小などにより、費用が想定を下回り黒字転換につなげた。今後もコストコントロールを引き続き徹底する方針。中期の事業方針に基づく施策を推進するための機動的な費用投下に備える。通期の業績予想には、下期への期ずれ費用の影響なども織り込んだ。通期の売上高予想は据え置いた。
株探ニュース