インフォMT、今期経常を一転15%増益に上方修正、配当も0.51円増額
2492インフォマート【連結】
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インフォマート <2492> [東証P] が7月21日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の2.1億円→5.3億円(前期は4.6億円)に2.5倍上方修正し、一転して15.1%増益見通しとなった。
同時に、1-6月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→3億円(前年同期は4.1億円)に89.6%上方修正し、減益率が60.5%減→25.2%減に縮小する見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の0.23円→0.48円に大幅増額し、下期配当も従来計画の0.23円→0.49円に増額修正した。年間配当は0.97円(前期は0.72円)となる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年12月期第2四半期(累計)連結業績予想につきましては、売上高は151百万円計画を上回る見込みであ...
会社側からの【修正の理由】
2023年12月期第2四半期(累計)連結業績予想につきましては、売上高は151百万円計画を上回る見込みであり、セグメント毎の内訳は次のとおりです。「BtoB-PF FOOD事業」の売上高は35百万円計画を上回る見込みです。「BtoBプラットフォーム 受発注」は、管理・クラウド化を求めるフード業界の買い手企業(外食チェーン、ホテル、給食等)とその店舗の利用企業数が増加し、システム使用料売上及びセットアップ売上が増加する見込みです。また、外食の復調に伴う食材流通金額の増加により、売り手企業の従量制(食材取引高に応じて課金)のシステム使用料売上システムが増加する見込みです。「BtoB-PF ES事業」の売上高は116百万円計画を上回る見込みです。「BtoBプラットフォーム 請求書」は、企業のデジタル化推進、インボイス制度の開始と電子帳簿保存法の改正に向けた顧客ニーズの大きな高まりにより、受取モデル・発行モデルの利用企業数が増加する見込みです。また、大手企業を中心とした稼働(請求書の電子データ化)が順調に進む見込みです。以上によりシステム使用料売上及びセットアップ売上が増加する見込みです。また、販売費及び一般管理費(主に支払手数料等の未発生)が24百万円計画を下回る見込みです。以上から、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は前回公表値を上回る見込みです。2023年12月期通期連結業績予想につきましては、売上高は200百万円計画を上回る見込みであり、セグメント毎の内訳は次のとおりです。「BtoB-PF FOOD事業」の売上高は、引き続きフード業界の買い手企業とその店舗の新規契約数が順調に増加することが見込まれるため、「BtoBプラットフォーム 受発注」のシステム使用料及びセットアップ売上が計画を上回り、「BtoB-PF FOOD事業」全体では106百万円計画を上回る見込みです。「BtoB-PF ES事業」の売上高は、引き続き「BtoBプラットフォーム 請求書」の新規有料契約数の増加及び稼働(請求書の電子データ化)が順調に推移する見込みのため、システム使用料及びセットアップ売上が計画を上回り、93百万円計画を上回る見込みです。売上原価は、「BtoB-PF ES事業」の「BtoBプラットフォーム 請求書」におけるアライアンスパートナー経由の新規有料契約数が想定を上回って推移することによる紹介手数料の増加及び新規有料契約の稼働に伴う郵送代行手数料の増加を見込むことから、103百万円計画を上回る見込みです。また、販売費及び一般管理費(主に保守的に計画した人件費及び支払手数料等の未発生)が243百万円計画を下回る見込みです。以上から、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前回公表値を上回る見込みです。
当社は、配当金を株主の皆様への還元の中核をなすものと考え、「インフォマートの個別業績に基づく基本配当性向50%」を配当の基本方針としております。業績予想の修正を踏まえ、第2四半期末の配当を当初予想1株当たり0円23銭から0円25銭増額し0円48銭、期末配当を当初予想1株当たり0円23銭から0円26銭増額し0円49銭とすることにいたしました。これにより今期は、中間配当1株当たり0円48銭と期末配当1株当たり0円49銭を合わせ年間で1株当たり0円97銭となる予定です。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.01-06 | 6,118 | 200 | 163 | 120 | 0.5 | 0.23 | 2023-04-28 |
連結 |
| 新 23.01-06 | 6,269 | 364 | 309 | 213 | 0.9 | 0.48 | 2023-07-21 |
連結 |
| 修正率 | +2.5 | +82.0 | +89.6 | +77.5 | +78.8 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.12 | 12,932 | 300 | 216 | 146 | 0.7 | 0.46 | 2023-02-14 |
連結 |
| 新 2023.12 | 13,132 | 640 | 535 | 356 | 1.6 | 0.97 | 2023-07-21 |
連結 |
| 修正率 | +1.5 | 2.1倍 | 2.5倍 | 2.4倍 | 2.4倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.01-06 | 5,283 | 442 | 413 | 274 | 1.2 | 0.36 | 2022-07-29 |
連結 |
| 予 23.01-06 | 6,269 | 364 | 309 | 213 | 0.9 | 0.48 | 2023-07-21 |
連結 |
| 前年同期比 | +18.7 | -17.6 | -25.2 | -22.3 | -22.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 9,835 | 1,030 | 1,021 | 538 | 2.4 | 1.43 | 2022-02-14 |
連結 |
| 2022.12 | 11,004 | 526 | 465 | 286 | 1.3 | 0.72 | 2023-02-14 |
連結 |
| 予 2023.12 | 13,132 | 640 | 535 | 356 | 1.6 | 0.97 | 2023-07-21 |
連結 |
| 前期比 | +19.3 | +21.7 | +15.1 | +24.5 | +25.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。