アサヒ急伸、中東欧のビール事業の連結化効果で第1四半期営業利益81%増
アサヒグループホールディングス<2502>が続急伸。8日取引終了後発表した18年12月期第1四半期(1~3月)連結業績(IFRS)が、売上高4420億9200万円(前年同期比16.6%増)、営業利益248億400万円(同81.8%増)、最終利益147億9900万円(同5.3倍)と大幅増益だったことが好感されている。
酒類事業はビール類の販売数量が減少したことで減収だったが、広告販促費の効率化などが寄与し増益となった。また、国際事業は欧州やオセアニアが好調に推移したことに加え、昨年4月に連結化した中東欧のビール事業の業績上乗せがあり、大幅な増収となって黒字化を達成した。さらに、飲料事業と食品事業も増益だった。
なお、18年12月期通期の業績予想は、売上高2兆1400億円(前期比2.6%増)、営業利益2000億円(同9.2%増)、最終利益1420億円(同0.7%増)の従来見通しを据え置いた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース