オエノンHDは急反発、酒類好調で第1四半期営業は黒字に浮上
オエノンホールディングス<2533>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は10日取引終了後、23年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業損益が8億7600万円の黒字(前年同期は1億3800万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比19.3%増の208億4400万円で着地。主力の酒類事業で、プライベートブランド商品が好調に推移したほか、チューハイの素やハイボールに最適なウイスキーなどが伸長したことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高880億円(前期比8.5%増)、営業損益は10億円の黒字(前期は7億700万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース