会社側からの【修正の理由】

通期連結業績予想数値策定の根拠当社は、2024年10月29日付「中期経営計画（ＡＩ革命1.0）策定に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、ＡＩを軸として、自己投資事業、ファンド事業、PIPEｓ事業、投資銀行事業の4つの事業ドメインにおける戦略的投資・金融活動により日本の成長を支えるキャピタルグループを目指し、2030年3月期時価総額目標として1,000億円を掲げております。2024年12月には、ＤＸ分野で強みを持つ株式会社ショーケース（証券コード3909、以下、「ショーケース」）を連結子会社化し、当社の顧客（地方自治体、地域金融機関等）のショーケースへの紹介や、VC業務のプラットフォームの共同プロジェクトなど、シナジー効果を追求した協業を進めております。また、2025年1月には、有価証券と並ぶ投資対象として急速に存在感を高めており、当社が投資目的で保有する有価証券との価値連動性が低いオルタナティブ金融資産としての特性を有することに加え、当社が事業の軸に据えるＡＩと密接な関係を有する暗号資産への投資事業を開始し、2025年3月11日には5億円を目途とした第1回目の購入を公表しております。一方で、当社は、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上により国内外の株主・投資家などのステークホルダーの皆様の利便性を高めること、また、海外企業への投資や海外企業とのクロスボーダーでの連携を行う際の利便性を高めることなどを目的とし、2025年3月期の第3四半期より連結財務諸表および連結計算書類について、国際財務報告基準（IFRS）の任意適用を開始しております。2025年3月期の通期連結業績予想（2024年4月1日～2024年9月30日の連結子会社であるミライドア株式会社の連結業績実績と2024年10月1日～2025年3月31日の当社の連結業績予想の合計、国際財務報告基準）については、上記国際財務報告基準の任意適用による影響およびショーケースの子会社化等の影響を精査するため、2025年2月14日に一旦取り下げ、未定としておりました。今般、精査中であった各項目につき、合理的な算定が可能となり、開示できる状況が整ったことから、地方創生ファンド・CVCファンド・テーマ型ファンド等のファンド事業における管理報酬等の2024年4月から9月までの実績（売上高約230百万円）並びに2024年10月以降の予想、また、PIPEｓ事業においてファンドへの出資を通じて取得し株価の上昇により含み益が生じている株式会社ウェルディッシュ（証券コード2901）の株式にかかる評価益、自己投資事業におけるショーケースの2025年１月～3月の3か月の業績、ReYuu Japan株式会社（証券コード9425）の株式売却益等を考慮した結果、売上収益は2,980百万円、営業利益は1,100百万円、税引前利益は1,100百万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は360百万円と致しました。（ご参考: 2024年10月29日に策定し、2025年2月14日に取り下げた日本会計基準での2025年3月期の業績予想は、売上高870百万円、営業利益は410百万円、経常利益は410百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は287百万円）。