DyDoは大幅安、25年1月期営業28%増益も市場期待に届かず
ダイドーグループホールディングス<2590>は全体軟調地合いのなか下値模索、9%超の大幅安となった。自販機での販売を主力とする大手飲料メーカーだが、国内は販売数量減少の影響が出ている一方、売上高の1割強を占めるトルコやポーランドなどの海外飲料事業が好調で業績を牽引している。4日取引終了後に発表した25年1月期決算は売上高が前の期比11%増の2371億8900万円と増収を確保、営業利益は同28%増の47億8900万円と大きく伸びた。ただ、事前の市場期待に届かず失望売りを誘った。一方、同社は同日に27年1月期を最終年度とする中期経営計画について従来見通しを上方修正した。営業利益は従来目標の68億円から78億円に10億円増額しており、前期実績比では63%増となる。
株探ニュース