YKTが5日ぶり急反落、24年12月期は一転最終減益の見通しでネガティブ視
YKT<2693>が5日ぶりに急反落した。前営業日となる2日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、ネガティブ視されたようだ。今期の売上高予想は10億円減額して120億円(前期比6.9%減)、最終利益予想は2億円減額して2億円(同34.3%減)に見直した。増益予想から一転、減益を見込む。電子部品実装機などの輸出販売の受注状況は改善状況にある一方、工作機械の輸入販売については、設備投資需要が緩やかな回復にとどまっていると指摘。販売回復時期は年度後半にずれ込む見込みとなり、業績予想に影響を織り込んだ。1~3月期の売上高は前年同期比60.8%減の14億7600万円、最終損益は1億2900万円の赤字(前年同期は1億9000万円の黒字)となった。
株探ニュース