ワッツ3連騰で年初来高値更新、インフレ環境で消費者ニーズ捉え円高メリットも
ワッツ<2735>が3連騰、一時35円高の820円まで急速に水準を切り上げ、8月1日の年初来高値808円を払拭し新値街道に突入した。100円ショップ大手で小規模店舗を直営で展開しているのが特徴。為替が円高方向に振れていることで、輸入コストの改善が期待できるほか、月次売上高も前年同月を上回る水準が続いている。国内で物価上昇傾向が強まるなか、同社をはじめ100円ショップは改めて消費者の低価格志向をとらえている。同社はPBR0.8倍台で水準訂正途上にあり、株式需給面では直近データで信用買い残が30万株を下回るなど整理が進捗していることも上値を軽くしている。
株探ニュース