円谷フィHDが続急伸、ウルトラマン効果で今期最終益は連続最高益更新の見通し
円谷フィールズホールディングス<2767>が続急伸した。15日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比3.4%増の85億円と、前期に続き最高益を更新する見通し。東証プライム市場の上場維持基準適合を確認したと公表したことも相まって、投資家の買いを集めたようだ。
売上高は同5.0%増の1230億円を見込む。中国では複数のテーマパークにおいてウルトラマンエリアの開設が予定されているほか、ウルトラマン人気を背景にトレーディングカードの成長継続を想定。インバウンド需要の回復が期待される日本国内においてもウルトラマンの露出を高め、ファン層の更なる拡大に努める。遊技機関連では年間でパチンコ7機種・パチスロ9機種、合計26万台の今期販売計画も示した。
株探ニュース