ハニーズHDが急反発、外出機会増加で客数想定上回り23年5月期業績は計画上振れ
ハニーズホールディングス<2792>が急反発し年初来高値を更新している。27日の取引終了後、集計中の23年5月期連結業績について、売上高が従来予想の520億円から548億8800万円(前の期比15.1%増)へ、営業利益が60億円から76億7000万円(同53.6%増)へ、純利益が39億円から53億3600万円(同63.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
第4四半期に前年並みの売上高や利益を見込んでいたが、経済活動が正常化へ向かったことに加えて、全国的に気温も上昇して外出機会が増加し客数が想定を上回ったほか、3月から4月にかけてのオケージョン需要や新生活に向けた需要も好調だったことが要因。また、ASEAN生産やミャンマー子会社を活用した高い売上総利益率の維持も寄与した。
業績の上振れに伴い、25円を予定していた期末配当予想を30円にするとあわせて発表した。年間配当は50円(前の期35円)となる。
株探ニュース