ファマライズが下げ幅を拡大、25年5月期最終損益予想を赤字に下方修正
ファーマライズホールディングス<2796>が後場終盤に下げ幅を拡大している。午後3時ごろ、25年5月期の連結業績予想について、営業利益を9億4900万円から3億5000万円(前期比61.8%減)へ、最終損益を4000万円の黒字から2億1400万円の赤字(前期3億5100万円の赤字)へ下方修正し、最終赤字予想としたことが嫌気されている。
M&A(事業譲受)に伴う店舗の増加により、売上高は608億8000万円から647億3400万円(前期比18.9%増)へ上方修正したものの、上期において調剤薬局事業における処方せん応需枚数が計画に及ばなかったことに加えて、医薬品仕入れ環境の変動に伴う原価の上昇を主な要因として売上総利益が減少したことが響くとしている。
なお、同時に発表した11月中間期決算は、売上高305億4400万円(前年同期比13.3%増)、営業利益1億円(同85.8%減)、最終損益1億1300万円の赤字(前年同期2億7300万円の黒字)だった。
株探ニュース