カゴメは連日の高値更新、国際事業が牽引役となり第1四半期は53%営業増益
カゴメ<2811>が大幅続伸し連日の年初来高値更新となっている。4月28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高480億900万円(前年同期比8.8%増)、営業利益34億1500万円(同53.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。
野菜飲料やトマト調味料など一部製品の出荷価格を改定した結果、改定後需要の落ち込みなどにより国内加工食品事業は減収減益となったものの、トマトペーストの販売価格の上昇、フードサービス企業向けの販売が好調だった国際事業が牽引役となった。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高2130億円(前期比3.6%増)、営業利益74億円(同42.2%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース