石垣食品が低位材料株の本領発揮、ワインバー開店が投機資金流入を誘発
石垣食品<2901>が低位材料株の本領発揮、引き続き全体相場が大きく下値模索するなか短期筋の買いを引き寄せている。「ミネラル麦茶」を主力に健康茶類を製造販売、今夏には猛暑関連として262円の高値まで買われた経緯がある。ただ、過去5年を振り返ると秋口以降に急騰相場を演じるケースが多い。業績面も17年3月期までは営業赤字が続いていたが、最悪期は脱しており、最近は美容・健康食品を販売する子会社の貢献もあって19年3月期営業利益が前期比2.9倍の4600万円予想と回復色を強めている。健康ブームのなか、杜仲茶やごぼう茶への引き合いが強く、追い風環境にある。また、今週4日にはワインバーを共同開店することを発表しており、事業多様化に向けた布石としてマーケットに認知され、株価の刺激材料となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース