あじかん、前期営業を一転黒字に上方修正
2907あじかん【連結】
業績修正PDF
あじかん <2907> [東証S] が5月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結営業損益を従来予想の5000万円の赤字→9000万円の黒字(前の期は5億6000万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益も従来予想の2億9500万円の赤字→1億5500万円の赤字(前年同期は5億2900万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期通期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結および個別の業績につきましては、売上...
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期通期(2022年4月1日~2023年3月31日)の連結および個別の業績につきましては、売上高は、ほぼ前回予想どおりとなる見込みです。一方、利益面につきましては、諸コストが上昇するなか、当社の主要原材料である鶏卵の価格が、過去に類を見ない鳥インフルエンザの影響から当初予想を大幅に上回る高値で推移しており、売価改定では吸収できず、特に第4四半期以降の業績を大きく圧迫いたしました。こうした状況の中、徹底したコスト削減に加え、原材料価格高騰に伴う棚卸資産の増加なども影響し、営業利益は前回予想を若干上回る見込みとなりました。また、長期為替予約の時価評価などの影響により、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりましたので、修正いたします。(注)本資料における業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 22.10-03 | 24,088 | -295 | -518 | -340 | -44.7 | 16 | 2023-02-01 |
連結 |
新 22.10-03 | 24,488 | -155 | -273 | -225 | -29.6 | 16 | 2023-05-01 |
連結 |
修正率 | +1.7 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 2023.03 | 47,000 | -50 | 220 | 150 | 19.7 | 16 | 2023-02-01 |
連結 |
新 2023.03 | 47,400 | 90 | 465 | 265 | 34.8 | 16 | 2023-05-01 |
連結 |
修正率 | +0.9 | 黒転 | 2.1倍 | +76.7 | +76.7 | % |
今期の業績予想
下期業績
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21.10-03 | 23,648 | 529 | 794 | 570 | 74.9 | 15 | 2022-05-13 |
連結 |
予 22.10-03 | 24,488 | -155 | -273 | -225 | -29.6 | 16 | 2023-05-01 |
連結 |
前年同期比 | +3.6 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021.03 | 42,593 | 631 | 836 | 600 | 78.9 | 15 | 2021-05-14 |
連結 |
2022.03 | 45,315 | 560 | 921 | 635 | 83.4 | 15 | 2022-05-13 |
連結 |
予 2023.03 | 47,400 | 90 | 465 | 265 | 34.8 | 16 | 2023-05-01 |
連結 |
前期比 | +4.6 | -83.9 | -49.5 | -58.3 | -58.3 | % |