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ワンダーCO.---2018年2月期は営業黒字に転換、高収益ハイブリット型店舗への転換を進める

材料
2018年4月6日 18時00分

ワンダーコーポレーション<3344>は6日、2018年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.4%減の731.55億円、営業利益が3.04億円(前期は4.78億円の損失)、経常利益が4.83億円(同2.78億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が3.93億円(同11.24億円の損失)となった。

前期までの業績悪化・二期連続経常利益赤字の状況を踏まえ、経営体制を刷新した。新経営体制においては、各事業の課題の洗い出し・市場環境分析を詳細に行った。具体的には、WonderGOO事業において過年度で行われた、大型文具・書籍売場導入等の大規模改装により混乱した各店舗のQSC(クオリティ、サービス、クレンリレス)を改善すべく、店舗・本部が一体となり店舗運営体制の強化を行った。WonderREX事業においては、成長するリユース市場環境に対応すべく、新たに社内育成機関REX大学を設立し、査定や独自の接客ノウハウを持つ人材の育成に努め、新規1店舗・改装移転1店舗、計2店舗の出店している。

既存事業の改善に加え、新規事業として新たにフィットネス事業に参入し、独自のプログラムにより短時間で効果的にトレーニングできる「TetraFit」を3店舗出店した。また、事業の改善と並行し販管費の見直しを行い、前期比約14億円の削減を実現すると共に、将来の顧客価値のさらなる変化に対応すべく「新中期経営計画(ワンダーリバイバルプラン2022)」を昨年10月に発表した。

同社では、再建・再生を加速すべく、今年2月にRIZAPグループ<2928>と資本業務提携契約を締結した。今後、両グループの商材と販路を生かしたクロスセルやEC展開の強化、イベント企画強化、購買・物流コストの削減の他、「PB商品強化」およびグループ商材・サービスを活用した「高収益ハイブリット型店舗への転換」などを進めていく。

なお、2019年3月通期の連結業績予想については、同日発表している決算期変更に伴い、その影響等を現在精査している。見通しが明らかになり次第、速やかに開示するとのこと。

《MW》

提供:フィスコ

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