ファーマFが後場プラスに浮上、1月中間期営業利益は計画上振れで着地
ファーマフーズ<2929>が後場プラス圏に急浮上している。午後0時30分ごろ集計中の第2四半期累計(20年8月~21年1月)連結業績予想について、営業損益が14億7900万円の赤字から8400万円の赤字(前年同期15億8500万円の赤字)へ、最終損益を14億7500万円の赤字から4億4600万円の赤字(同15億3600万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
売上高は204億5500万円から203億9300万円(前年同期比3.2倍)へ下振れたものの、ニューモ育毛剤を中心に、前期と比べて高い顧客獲得効率で過去最高額の広告宣伝投資を実施することができ、クロスセル施策及び解約率の低下効果も合わせて、同社の進める「通期黒字化モデル」の「利益回収の早期化」及び「利益水準の上昇」が実現できたことが要因。また、バイオメディカル事業で、田辺三菱製薬(大阪市中央区)との共同研究の成果が高く評価され、独占的ライセンス契約締結に伴う契約一時金が想定以上となったことも寄与する。
株探ニュース