ファーマFが急反発、広告費抑制で第3四半期営業利益は2倍増
ファーマフーズ<2929>が急反発している。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年8月~24年4月)連結決算で、営業利益が前年同期比99.9%増の32億6600万円と大幅増益となったことが好感されている。
「ニューモ育毛剤」をはじめとする医薬品・医薬部外品が堅調だった一方、サプリメントや化粧品が広告宣伝費の抑制によって減少し、売上高は471億7100万円(前年同期比10.2%減)と減少した。ただ、機能性素材事業及びCMO(医薬品製造受託機関)事業が堅調に推移したほか、広告費抑制の効果で大幅増益となった。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高641億円(前期比6.5%減)、営業利益27億円(同25.2%減)は従来見通しを据え置いている。
株探ニュース