ファーマFが年初来高値更新、24年7月期営業利益及び配当予想を上方修正
ファーマフーズ<2929>が3日ぶりに反発し年初来高値を更新している。25日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想について、営業利益を27億円から50億円(前期比38.5%増)へ、純利益を18億円から35億円(同13.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を10円から15円へ引き上げ年間配当予想を25円(前期22円)としたことが好感されている。
売上高は従来予想の641億円に対して620億円(同9.6%減)と下方修正したものの、ニューモ育毛剤などの既存製品とニューZなどの新製品への投資配分の最適化を図り、利益の最大化を進めたことが奏功し、利益は計画を上回る見通し。また、バイオメディカル事業で、田辺三菱製薬(大阪市中央区)と締結した自己免疫疾患を対象とした抗体医薬品に関するライセンス契約に基づき、所定のマイルストン収入を受け取ったことも寄与する。
株探ニュース