北の達人 Research Memo(8):2019年2月期も大幅な増配(1株当たり年間3.6円配)を予定
■株主還元
北の達人コーポレーション<2930>は、経営基盤の強化に向けた内部留保の充実を図りながら、会社業績の動向に応じて株主への利益還元に取り組んでいくことを基本方針としている。2018年2月期については、中間配当3.5円(分割調整後0.59円)、期末配当1.6円を実施し、分割調整後※の年間配当額は1株当たり2.19円(分割調整後で前期比1.35円増)と大幅な増配を実施した(配当性向30.3%)。
※株式流動性の向上を目的として、2017年4月1日に1:2、2017年11月6日に1:2、2018年2月15日に1:3の計3回の株式分割を行っている。なお、分割調整後の配当額については、銭未満の端数を切り上げている。
2019年2月期も、1株当たり1.41円増配の3.6円(中間1.6円、期末2.0円)を予定している(配当性向30.6%)。同社は、配当性向30%を目途とした安定的な配当を目指しているが、今後も利益成長に伴う増配の余地は大きい。
また、毎年2月末日の株主を対象とした株主優待制度も導入している。1単元(100株)以上を保有する株主に対して、腸内フローラの改善に有効な高純度・高品質なオリゴ糖「カイラキオリゴ」(150g、約1ヵ月分)を贈呈する内容となっている(毎期検討し、変更する場合がある。)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《MH》
提供:フィスコ
株探ニュース