サンクゼールが後場下げ幅拡大、ホールセール事業苦戦し25年3月期業績予想を下方修正
サンクゼール<2937>が後場に入り下げ幅を拡大している。午後1時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を209億1300万円から192億4000万円(前期比0.4%増)へ、営業利益を13億4200万円から6億1100万円(同52.6%減)へ、純利益を8億6400万円から1億5800万円(同80.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
ホールセール事業で、既存の主要取引先である大手小売チェーンでの一部商品における販売不振や販売時期の遅延などが影響し、売上高が計画を下回ることが要因。また、MeKEL長野若里店の退店に伴う減損損失を計上することも利益を押し下げるとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高92億800万円(前年同期比2.1%増)、営業利益2億3500万円(同68.5%減)、純利益100万円(同99.7%減)だった。
株探ニュース