長栄は上場来高値更新、23年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正
長栄<2993>が大幅高で、上場来高値を更新した。同社は15日取引終了後、23年3月期通期の単独業績予想と期末一括配当計画を上方修正しており、これが好感されているようだ。
売上高予想は従来の89億1900万円から91億4700万円(前期比7.9%増)に、営業利益予想は20億3700万円から23億3000万円(同15.6%増)にそれぞれ引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大防止に対する入国制限が緩和され、留学生受け入れに関する営業活動が拡大したことに加え、大型不動産売買の成約による手数料収入を計上したことが主な要因だとしている。また、期末に特別配当20円を実施する方針も発表。これにより、普通配当80円をあわせた期末配当は100円(前期は105円)となる。
株探ニュース