PCNETが大幅続落、第1四半期営業利益64%増も織り込み済み
パシフィックネット<3021>が大幅続落している。16日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算は、営業利益1億400万円(前年同期比63.7%増)、純利益6100万円(同61.9%増)と大幅増益となったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。
前年同期に資産売却による一時的な増加があった反動で、売上高は15億3700万円(同1.1%減)となったが、ITサブスクリプション事業が順調に拡大したことに加えて、資産効率・業務効率の向上やデジタル化推進などの収益性向上を図ったことが寄与し大幅増益となった。
24年5月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比10.9%増)、営業利益6億5000万円(同22.7%増)、純利益3億9500万円(同17.5%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース