PCNETが急反騰、ITサブスクリプション順調に拡大し上期営業利益58%増
パシフィックネット<3021>が急反騰している。15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年6~11月)連結決算が、売上高32億3200万円(前年同期比2.7%増)、営業利益2億6000万円(同57.5%増)、純利益1億6700万円(同66.8%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。
前期は資産売却などによる一時的な売り上げ・利益増があったため、今期は微増にとどまるものの、ITサブスクリプション事業の売上高・利益が順調に拡大した。また、使用済みパソコンのデータ消去・適正処理サービスなどを行うITAD事業は、リユース販売で収益性重視の使用済みパソコンの確保を行ったことや、サービス売り上げが順調に拡大したことから収益性が改善し増益に貢献した。
24年5月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比10.9%増)、営業利益6億5000万円(同22.7%増)、純利益3億9500万円(同17.5%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース