ラクーンHDはウリ気配スタート、22年4月期純利益予想を下方修正
ラクーンホールディングス<3031>はウリ気配スタート。同社は2日取引終了後、レンジで開示している22年4月期連結純利益予想について、9億4000万円から10億円までの当初計画を、6億9000万円(前期比13.9%減)から7億6000万円(同5.1%減)までに下方修正すると発表した。保有する投資有価証券1銘柄について財政状態や今後の見通しについて判定を行い、 減損処理による投資有価証券評価損3億2500万円を特別損失として計上するためで、売上高、営業利益の見通しに変更はない。
あわせて発表した22年4月期第2四半期累計(5~10月)連結営業利益は5億400万円(前年同期比23.9%減)だった。通期計画のレンジは14億3000万円(前期比19.5%増)から15億3000万円(同27.9%増)までで、これに対する進捗率は下限では35.3%、上限では33.0%。10月1日に緊急事態宣言が解除され、国内の企業間取引は回復の兆候が見え始めているものの対象期間が短いため、上期業績への影響は軽微にとどまったとしている。
株探ニュース