ソリトン、今期経常を一転27%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も4円増額
3040ソリトンシステムズ【連結】
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ソリトンシステムズ <3040> [東証P] が11月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の21.5億円→28億円(前期は22億円)に30.2%上方修正し、一転して27.1%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.5億円→17億円(前年同期は13.4億円)に61.4%増額し、一転して26.7%増益計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→24円(前期は16円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
IT投資について、企業、官公庁/自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務プロセスやビジネ...
会社側からの【修正の理由】
IT投資について、企業、官公庁/自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務プロセスやビジネスモデルの変革への取り組みは引き続き旺盛で、あらゆる領域でITの活用が浸透しております。レガシーな基幹系システムからクラウドを活用したシステムへの刷新が進んでおり、セキュリティ強化の需要も底堅く拡大しています。 このような環境下、当期、主力のITセキュリティ事業において、粗利率の高い自社製品/サービスの販売が好調で、営業利益率は前期:10.3%から当期予想:13.7%に改善する見込みです。また、受取配当金、為替差益等の計上で経常利益は期初予想を30.2%上回る見込みで、それに伴い、親会社株主に帰属する当期純利益は期初予想を30.4%上回る見込みです。
当社は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ安定した配当を継続して実施していくことを基本方針とし、株主のみなさまへの利益還元を重要課題の一つとして位置付けております。 前述の連結業績予想の修正とおり業績が順調に推移していることを踏まえ、2023年12月期の期末配当金につき、1株当たり4.00円増配し、14.00円とすることといたしました。これに伴い、年間配当予想を20.00円から24.00円に修正いたします。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.07-12 | 10,400 | 1,224 | 1,059 | 751 | 40.5 | 10 | 2023-08-07 |
連結 |
| 新 23.07-12 | 10,200 | 1,674 | 1,709 | 1,201 | 64.8 | 14 | 2023-11-30 |
連結 |
| 修正率 | -1.9 | +36.8 | +61.4 | +59.9 | +59.9 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.12 | 19,200 | 2,150 | 2,150 | 1,480 | 79.9 | 20 | 2023-02-10 |
連結 |
| 新 2023.12 | 19,000 | 2,600 | 2,800 | 1,930 | 104.2 | 24 | 2023-11-30 |
連結 |
| 修正率 | -1.0 | +20.9 | +30.2 | +30.4 | +30.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.07-12 | 10,883 | 1,340 | 1,349 | 968 | 52.3 | 8 | 2023-02-10 |
連結 |
| 予 23.07-12 | 10,200 | 1,674 | 1,709 | 1,201 | 64.8 | 14 | 2023-11-30 |
連結 |
| 前年同期比 | -6.3 | +24.9 | +26.7 | +24.1 | +23.9 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 17,389 | 2,367 | 2,494 | 1,872 | 101.1 | 14 | 2022-02-07 |
連結 |
| 2022.12 | 19,757 | 2,036 | 2,203 | 1,587 | 85.7 | 16 | 2023-02-10 |
連結 |
| 予 2023.12 | 19,000 | 2,600 | 2,800 | 1,930 | 104.2 | 24 | 2023-11-30 |
連結 |
| 前期比 | -3.8 | +27.7 | +27.1 | +21.6 | +21.5 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。