JFLAHDはウリ気配スタート、優待見送りを嫌気
JFLAホールディングス<3069>はウリ気配スタート。前週10日の取引終了後、株主優待を当面見送ると発表した。一層の収益改善の早期実現に向けて設備投資や財務体質の強化を図るためで、23年3月末時点の優待でいったん終え、26年3月末まで見送るという。これを嫌気した売りが膨らんでいる。
あわせて4~6月期決算を発表し、売上高は前年同期比13.8%減の162億6000万円、営業損益は前年同期の赤字から2900万円の黒字に転換して着地した。減収となったものの、不採算継続事業の撤退・売却などで収益改善が進み営業黒字を確保。特別損失の影響で最終損益ベースでは赤字となっている。
同時に、従来未定としていた24年3月期業績予想を明らかにした。売上高を前期比21.8%減の600億円、営業損益を前期赤字から黒字転換となる1億5000万円とした。4期ぶりに営業黒字に浮上する見込みだ。
株探ニュース