マツキヨココが新値街道まい進、インバウンドと“マスク解除”による化粧品需要に期待
マツキヨココカラ&カンパニー<3088>が3日続伸。日足三陽連を形成し一時160円高の7260円まで買われ新値街道を走っている。インバウンドによる恩恵が国内の小売業界に広がっているが、ドラッグストアも訪日外国人による特需が波及しやすいセクターだ。同社はマツモトキヨシとココカラの経営統合より、同業界でウエルシアホールディングス<3141>に次ぐ売上高規模を誇る。郊外型店舗が多いことで、インバウンド効果が限定的という見方もあるが、強みを持つ医薬品販売で売り上げを伸ばし、今後はリオープンに伴う化粧品需要の回復が収益に追い風となる。化粧品は政府誘導によるマスクを外す動きもポジティブ材料となる。ここ機関投資家と見られる実需買いが観測され、25日移動平均線をサポートラインに上値指向が強い。
株探ニュース