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ユニチカ 株価材料ニュース

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<動意株・4日>(大引け)=平和堂、ユニチカ、住友鉱など

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2024年4月4日 15時02分

平和堂<8276>=後場一段高。同社は4日午後1時半、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績・配当予想を開示した。今期の営業収益予想は前期比4.4%増の4440億円、最終利益予想は同34.1%増の91億円とし、年間配当予想は同18円増配の60円とした。あわせて今期の配当性向を30%以上とする方針を示したほか、27年2月期までの配当政策として累進配当を導入するといい、これらを好感した買いが株価を押し上げたようだ。同社は中期経営計画も公表した。子育て世代のニーズへの対応やドミナント戦略をベースとした経済圏拡大、コスト構造改革の推進などを通じ、中核となる小売事業を強化していく。24年2月期の営業収益は前の期比2.3%増の4254億2400万円、最終利益は同9.7%減の67億8400万円だった。

ユニチカ<3103>=物色の矛先向かいストップ高。同社はきょう、世界最高レベルの非常に高い比表面積を持つハイエントロピー合金を合成する技術を開発したと発表。これが材料視されているようだ。ハイエントロピー合金とは、5種類以上の元素が同程度含まれる主成分を持たない多元系合金のこと。今回開発した技術は、さまざまな組成のハイエントロピー合金に応用できるため、次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待できるとしている。

住友金属鉱山<5713>=大幅高で7連騰。連日で年初来高値を更新した。3日の米ニューヨーク市場で金先物相場は中心限月で1トロイオンス=2300ドルを突破し、史上最高値を更新した。住友鉱に対しては、金相場の上昇による業績へのポジティブな影響に対する期待を強める方向に作用し、幅広い投資家から買いを集めたようだ。3日のニューヨーク市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演などを背景に、年3回の利下げが困難になるとの市場の見方が後退した。これを受けて米長期金利の上昇が一服。ドルが売られ、金先物相場を押し上げる要因となったとみられている。

荏原<6361>=上場来高値にらむ。ポンプの総合メーカーで、環境装置で高い実績を誇るが、セグメント別では半導体関連の収益貢献度が高い。直近では次世代半導体の量産を目指すラピダスに対し、政府から巨額の追加支援策が打ち出されマーケットでも話題となっているが、国策支援において回路線幅2ナノメートルの最先端品の開発及び量産が重要なポイントとなっている。国内の半導体関連企業も最先端品への事業展開が中期戦略のひとつのカギを握る状況にある。そうしたなか、「(荏原が)2ナノメートルに対応する半導体研磨装置の開発にメドをつけた」と4日付の日本経済新聞が報じた。これが機関投資家など大口の投資資金の食指を動かす背景となった形だ。

ナルミヤ・インターナショナル<9275>=切り返し急。3日の取引終了後、25年2月期連結業績予想について売上高を前期比7.6%増の403億2300万円、営業利益を同11.6%増の23億5000万円と前期に続き増収増益の見通しを発表。配当予想も前期比12円増の53円を見込んでおり、これを好感した買いを呼び込んでいる。同時に発表した24年2月期決算は売上高が前の期比7.1%増の374億8400万円、営業利益が同23.5%増の21億500万円だった。行動規制の解除によって百貨店やショッピングセンターなど実店舗へ客が戻り、こうした店舗向けの売り上げが伸びた。あわせて27年2月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにした。最終年度に売上高474億円、営業利益30億円、配当性向35%の達成を目指す。

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出所:MINKABU PRESS

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